練達の士 #1 中村 正伸(シビル・プラント支店 プラント施工管理)

2023/01/20 社員インタビュー

施工管理 テコ通 社員インタビュー

#1 中村 正伸(シビル・プラント支店)

前職はプラントメーカーに勤務
・プラント設備設計 約10年
・プラント設備メンテナンス工事等の施工管理 約20年
・調達部での発注業務 約10年
2019年1月の入社後は化学プラント工場でプラント設備に関する施工管理を担当


前職はプラントメーカーに勤務していました。62歳の定年退職を前に転職サイトに登録したところ、当社からのオファーがあり、紹介されたのは化学プラント工場での施工管理業務でした。プラントメーカー1社での勤務しか経験のない私に勤まるのだろうか…不安もありました。採用担当の後押しもあり、やってみようと決意しましたが、私にとっては新しい挑戦でした。

62歳の挑戦

62歳で初めての工場勤務です。工場ではプラント設備の定修工事や新設・増設工事など様々な工事が発生しますが、細かなルールや確認事項が多くあり、これまでとは違った環境でした。
化学プラント工場では人体に有害な物質も多く扱っています。安全管理一つとっても、液洩れ、ガス漏れ災害が発生しないよう細かくルールが設定されています。朝一の安全指示は風向きの確認、工事エリアに危険な在液で破損しやすい樹脂配管等がないかなど、慎重に確認し、周知徹底します。

一人では何もできない

前職は、どちらかといえば個々の能力や成果が評価に繋がっていました。自分一人で判断して進められることも多かったのですが、工場では各部署への報告、確認、承認がないと何も進みません。施工会社との打合せ(工事内容、進捗、危険作業の確認)を毎日実施。その打合せ内容を現場で確認し、施工エリア(製造課)の主任、課長に報告、翌日の作業着工承認票をいただきます。この課長承認印がないと着工できません。承認された内容と実際の工事内容が少しでも違った場合、その時点で作業を止めて確認、検証をすることになります。
安全に工事を進めるために複数の確認が必要となる工場では、一人でできることは何もないのです。各方面と様々な調整をしながら業務を進める必要があり、コミュニケーションは欠かせません。

日々、一流に近づくために最善を

現在は増設プラント工事をメインに担当しています。プラント設備は一度稼働すると数年は変更できないので、現場の状況や動線を確認しながら、効率的に製造できるように配置していかなければいけません。施工会社では把握しきれない現場の状況を把握し、施工計画に盛り込むことが私の役割でもあるので、その為にも日々のコミュニケーションや現場での確認作業はかかせません。現場を確認する際に挨拶を続けていると、そこからちょっとした会話が生まれ、そのちょっとした会話から見えてくる課題や改善点も多くあります。
日々、一流に近づく為に最善を尽くす姿勢が大切だと思っているで、生のエビデンスを集める作業は欠かせません。
就業先の工場は、毎日1500人前後の人が勤務しています。その他に製品運搬車輌、工事業者車輌もあり、とにかく賑やかです。特に若い方からの元気な挨拶は、仕事の中で必要なコミュニケーションや人間力を鍛えることの必要性を再認識させてくれました。
これまでの経験を活かしつつ成長できる業務にたどり着き、人間関係にも恵まれ、当社での就業も5年目を迎えます。悔いのない1日にしようと思いながら業務に取り組む日々です。

 

若手社員へのメッセージ

・場を読んで、挨拶・目礼・会釈をしましょう。(挨拶は健全な生活、行動の現れです)
・ゴルフの練習だけでもしましょう。(運動は仕事を忘れさせリフレッシュします)
   心身ともに健康であることが大切!悔いのない日々を送って欲しいと思います。