ICTニュース第8弾

2021/09/08 ICT

NEWS ドローン 建物調査

 

今回は某製作所にて屋内ドローンIBISを活用しダクト調査を行いました。


【実施場所】
三重県 輸送用機器企業 某製作所
【実施日時】
7月23日(金)10時~16時30分
【目的】
ダクト内部点検を行う前に、点検口の位置と扉が開閉する間隔があるか確認することを目的としました。
【概要】
還気ダクト(RA:Return Air)から分岐している19本のφ800ダクトの点検口位置確認のため
点検業務を実施しました。
点検時使用機体はIBIS(小型屋内用点検ドローン)を用い、ダクト周囲を撮影しました。
工場内の天井付近で足場がないため、通常では高所作業車での作業となりますが、
工場内の為使用出来ませんでした。
また足場を設置しての実施ですと、経費・時間が掛かることが予想されていましたが、
それを解決するためにドローンによる点検を行うことで貢献できました。
【次の動き】
次回は堆積物調査を目的といたします。
今回調査した内容から、足場を組むべきところはその対応を行い、
それ以外ではドローンにて内部確認を行う予定です。
また、別工場棟ではダクトを真下から確認したい要望もあり、IBISでは難しいため、
別機種(SKYDIO)の準備を進めていきます。
【納品物】
動画データ、点検口のキャプチャ写真、点検口箇所をプロットしたCAD図面を納品いたしました。
 
IBISの特徴(あらためて)

・暗所での撮影可能であり、LEDライト掲載機体です。
・狭所での飛行可能です。
(今回は人が見れない、望遠カメラでも見えない場所の動画、写真データを取得しました)
・防塵対応がされています。
・実績では下水道内で60mまで飛行し、倉庫内では高さ30mで撮影可能です。
・足場を設置しての作業の代わりになり、経費面で貢献することができます。
・誰でも簡単に操縦できる機体ではなく、練習と実績が必要です。
 ※テクノプロ・コンストラクションは特約店としてパイロット技能を認められております。
・機体は市場で販売されていない屋内点検用ドローンです。

 

次回も実績報告をさせて頂きます。
よろしくお願いします。