ICTニュース第7弾

2021/07/08 ICT

NEWS ドローン

大手ゼネコン様にて屋内ドローンIBISを活用し天井裏点検を行いました。
建設分野にもDXの流れは入ってきており、調査内容のデータ化、ICT化、BIM/CIM化と技術の変革が起きています。
我々ができることはまだその一部のドローンを使用した調査ですが、撮影したデータの活用や図面上での位置確認、BIM/CIMへの連携と動いていきたいと考えています。
また、今まで見えなかった細部の確認、足場を組む費用の削減、暗闇や高所での作業の削減(安全面)と屋内点検ドローンのメリットは十分にあります。
この点がテクノプロ・コンストラクションの売りとなります。

 

埼玉県の大型ショッピングモールにて天井裏点検を実施しました

 
・実施場所
埼玉県
・実施日時
6月7日(月)~10日(金)23時~翌日6時 
4日間現場作業(約1,500㎡)
・依頼主
大手ゼネコン様 工事事務所様からのご依頼で天井裏点検を実施。
・目的、概要
吊りボルト接続部に異常箇所がないか、また経年劣化による破損部分の確認のため点検業務を実施。
点検時使用機体はIBIS(小型屋内用点検ドローン)を用い、指定箇所天井裏を撮影。
現場は点検口が少なく、臨時で開けて目視して閉じてと繰り返すことで確認できない箇所、時間と経費が掛かることが予想されていた。
それを解決するためにドローンによる点検をおこなうことで貢献できた。
・納品物
動画データ、異常箇所のキャプチャ写真、異常箇所をプロットしたCAD図面の納品。
 

IBISの特徴(あらためて)

・暗闇でもLEDライトにより鮮明に撮影可能。→今回も暗闇で見えることはとても高く評価頂きました。
・小型の為、狭所での飛行可能。→人がのぞくだけでは確認できない場所も確認でき、動画、写真データが取得できました。
・防塵対応がされている。
・実績では下水道内で60mまで飛行し、倉庫内では高さ30mで撮影。
・誰でも簡単に操縦できる機体ではなく、練習と実績が必要。
・機体は市場で販売されていない屋内点検用ドローンである。
 
次回も実績報告をさせて頂きます。
よろしくお願いします。